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1956年に生まれたアラベール・ラモリスの『赤い風船』は、その年のカンヌをはじめ数々の映画賞に輝きました。しかし、不朽の名作の地位を得ながらも映画そのものを観る機会が限られ、その存在だけが語り継がれる伝説の映画でした。そして、2007年カンヌ国際映画祭。長年の権利問題が解決し、デジタル・リマスターによって鮮やかに甦り再び出品。2008年夏、待ち望まれた奇跡の映画がスクリーンで息を吹き返す!『赤い風船』ある朝、少年パスカルは、一個の赤い風船が街灯に引っ掛かっているのを見つける。街灯によじ登って風船を取ると、どうやら風船には意思があるようだ。手を離しても、風船はパスカルの先々に付いて来るのである。ある日、パスカルと風船の仲の良さを妬んだいたずらっ子たちが、風船を自分達のものにしようと追いかけてきて・・・。『白い馬』南仏カマルグの荒地に野生馬の一群が棲息していた。群れのリーダーは、“白いたてがみ”と呼ばれる美しい荒馬だ。地元の牧童たちはこの馬を何とかして捕らえようとしていたが、逃げられてばかり。しかし、少年フィルコだけは、“白いたてがみ”と心を通わせ次第に強い絆で結ばれるようになる。そして、馬を狙う牧童たちから必死で守ろうとする。
2008年7月26日 〜 2008年10月10日
1956年に生まれたアラベール・ラモリスの『赤い風船』は、その年のカンヌをはじめ数々の映画賞に輝きました。しかし、不朽の名作の地位を得ながらも映画そのものを観る機会が限られ、その存在だけが語り継がれる伝説の映画でした。そして、2007年カンヌ国際映画祭。長年の権利問題が解決し、デジタル・リマスターによって鮮やかに甦り再び出品。
2008年夏、待ち望まれた奇跡の映画がスクリーンで息を吹き返す!
『赤い風船』
ある朝、少年パスカルは、一個の赤い風船が街灯に引っ掛かっているのを見つける。街灯によじ登って風船を取ると、どうやら風船には意思があるようだ。手を離しても、風船はパスカルの先々に付いて来るのである。ある日、パスカルと風船の仲の良さを妬んだいたずらっ子たちが、風船を自分達のものにしようと追いかけてきて・・・。
『白い馬』
南仏カマルグの荒地に野生馬の一群が棲息していた。群れのリーダーは、“白いたてがみ”と呼ばれる美しい荒馬だ。地元の牧童たちはこの馬を何とかして捕らえようとしていたが、逃げられてばかり。しかし、少年フィルコだけは、“白いたてがみ”と心を通わせ次第に強い絆で結ばれるようになる。そして、馬を狙う牧童たちから必死で守ろうとする。